トラリピをはじめる前に 【トラリピ3つの要素の理解】

トラリピをはじめる前に

為替相場値動きの総推移で利益を狙う

為替市場の特徴と個人投資家の特権である無期限の特徴から、目先の値動きより、レンジ相場であることで、一度は不利な方向へ向かってしまったレートも戻ってくる可能性が高く、その戻ってくることを待つといたことができることは理解できましたでしょうか。

これが目先の『上がる』『下がる』を追うのではなく、ある範囲で動き続けるであろうと考えられる為替相場を計画的に待ち構える戦略がとれるのです。

この為替相場を待ち構える戦略は『総推移』という概念がポイントなんです。

「一番安いところで買って一番安いところで売る」という本来の概念ですが、的確にどこが底でどこが天井なんて誰も予想できないことは分かりますよね。

「総推移」に着目すると高低差よりも、圧倒的に推移をねらうことでその分、利益を増やすチャンスにつながります。

このような発想だと「為替レンジ予想」で、今までの日常生活のまま、長く利益を目指せることの可能性があるのです。

覚えておきたい新規注文、決算注文方法

FXでの注文方法と決算方法で、覚えておきたいのがイフダン(If Done)です。

このイフダンは、「○円で買えたら、×円で決済する」という方法で、新規の値段指定と同時に決済の値段もセットで指定する注文です。新規注文と決済注文をあらかじめ一度に発注する注文形式です。

下図がそのイメージです。

あらかじめ設定している予約注文となります。

24時間動き続ける相場に対応できる、それがトラリピ

「総推移」に注目すると24時間動き続ける為替に対応するために、パソコンやスマホのチャート画面にはりついて注文する必要があると思っていませんか?

そこは安心してください! トラリピを使えばチャート画面にはりついていなくっても効率的に総推移を狙うことができるのです。

特別相場感がない人でパソコンに張り付くことの必要がなく、長期的な利益を得られるように設計されている自動売買のシステムです。

トラリピは3つの要素でなっています。トラリピは「トラップ・リピート・イフダン」の略です。

「トラップ」・「リピート」「イフダン」の3つの要素でなりたっています。

「トラップ」は「ワナを仕掛ける」一定の為替相場のレンジ範囲に複数の注文です。これで為替レートの値動きを「点」ではなく、「面」でとらえることができます。

「リピート」は、そのままで「繰り返し」ですね。新規注文、決済がされると再度設定しなおさないといけないです。けれどもトラリピはリピート機能があるので何度も繰り返し発注で、一度設定してしまえば良いのです。

「イフダン」は説明済みですから分かりますよね。予約注文の一つですね。仕組みは大事なので、もう一度確認してみましょう。

トラリピではチャートを見張っている必要がありません。そのため、仕事や家事や育児、寝ているときの24時間値動きをみられない時に有効に取引ができます。

ぜひ活用してみたらいかがでしょうか。

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